こんにちは。まえぴょんこと研究所所長の前川(マエガワ)です。
所長のこと

他力本願研究所が目指す生き方

※「他力本願」という言葉の使い方に疑問があられる方はコチラのブログをご覧ください。

NPO法人他力本願研究所は、自力で頑張りすぎる人たちに、もっと周囲の協力を得ながら人生をより豊かに生きられるように、気持ちや考えを整えるお手伝いをしています。

そんな事業に取り組もうと考えたのも、私自身が鬱になり、もがいてなんとか復活してきた経験を振り返ってみて、以前は「他の人に頼っとらんと、オレが頑張らんとあかん」「オレが頑張ってんねんから、お前も頑張るべきやろ」「オレが頑張って達成した成果は、そりゃオレのおかげでしょ」

のように、ずいぶんと自力本願(?)(こんな言葉はありませんが……)な思想になっていて、その思想が私の心や思考の幅を狭め、生きづらさを生んでいたように感じるからです。

だから、もっともっと他力本願で、幸福度の高い生き方を目指したいと思いましたし、そんな生き方を望む人のお手伝いもしたい、そう思いました。

そうして「自力本願」から他力本願へとシフトしていく自分を内観しながら、他力本願な生き方のカギを探し続け、考え至ったのは、

窮地に追い込まれても「自分は自分のままでいい」「生きてていいんだ」と思える【自己肯定感】という感情と、物事を整理して考えることができる【論理的思考】の両輪を回すことでした。

「自己肯定感」が低いと、他者の目を過剰に気にして自分を素直に表現できなかったり、上手に人に頼れなかったり、しなやかに生きられず辛さを感じやすくなります。

また「論理的思考力」が低いと、他者の考えが理解しにくいばかりか自分の考えさえまとまらず混沌とした状態になり、コミュニケーションでトラブルが起きたり、生きる方向性を見失ったりするなど、この人間社会の中で自分の思う方向に進みづらくなります。

自己肯定感が心地よく過ごせる「浮き輪」と例えるならば、論理的思考力はさながら推進力を与えてくれる「フィン」のようなものでしょうか。人はこの両方が揃った時に、寛容な人間関係の中で、自分の夢や目標に向かって邁進していけるのだと思っています。

その確信を得てからは、これら「自己肯定感」と「論理的思考力」をどのように育んでいけば良いのかを知るために、専門家の門戸を叩いたり、これらが育まれている人の過去を根掘り葉掘り伺ったりするようになりました。

そうする中で、

  • 自己肯定感は幼少期の周囲の人たちとの関係性の中で育まれやすく、子育てがとても大切だけど、まだまだその考えやノウハウは十分に普及していない
  • 論理的思考は教科教育の土台でもあり、それさえ高めれば成績は上がるし、人生もラクになるけど、教えてくれる先生は滅多にいない
  • 本当の意味で鬱を乗り越えた人は、自己肯定感も論理的思考力も極めて高い

などなど、いろんなものが見えてきました。

そこで、この法人では自己肯定感と論理的思考力の両方が高められるようなプログラムをご用意し、一人でも多くの人に、豊かな人生を送るお手伝いをしたいと考えています。

自力で頑張りすぎているかもしれないと感じているあなた、ちょっとだけでもいいので、私たちの考えや活動を覗いてみてください。そして気になることがあったらご連絡ください。もしかしたら、今より少しくらいは人生をラクに感じられるようになるかもしれません。

研究テーマ

01

自己肯定感を育む子育て

幼少期における周囲の人たちとの関わりの中で育まれやすいと言われている自己肯定感。褒め方・叱り方一つとってもコツがあります。どのような育て方をすれば自己肯定感が生まれやすいのかを研究します。

02

大人になってからの自己肯定感の高め方

自己肯定感を高めることは、大人になってからでも決して遅くはありません。自分の思いを表現し、人に頼ったり頼られたりしながら、強くしなやかに生きられるように自己肯定感を高める方法を研究します。

03

論理的思考の高め方

論理的思考力が高ければ、世の中の物事を整理して考えることができ、自分の考えを明確にし、人に分かりやすく伝えることができるようになります。中でも「抽象思考」を高めることで人生の応用力が増し、悩みから抜け出すコツも掴めるようになります。あらゆる学問の土台とも言え、子どもの頃から身につけておいて損はありません。老若男女を対象にした論理的思考力の高め方を研究します。

04

鬱になりにくい生き方

鬱は様々な要因で起こりえますが、「考え方」「捉え方」一つで抜け出すこともありますし、環境を整えることで改善することもあります。鬱から抜け出し、再発を予防する生き方を研究します。

05

心に問題を抱えている人との対話、カウンセリング

心に問題を抱えていると、人は思考が混乱し、感情も混濁しがちです。そんな人の思考と感情を引き出し、整理し、前を向いて歩み出していただくためには、相応の聞き手でなくてはなりません。聞き手の在り方そのものや、クライエントとの関係性の築き方、そしてちょっとしたスキルなどを研究します。

06

ヨーガを通した豊かな生き方

ヨーガとは「本当の自分」に目覚めること、または完全な「自由」ともいわれ、古代からインドで伝えられてきた真実=本当の自分を知るための実践です。人は生きていく中で得られる経験や思想から、時として歪んだ価値観を創り出すものです。ヨーガの教えでその間違ったものの見方や執着を一つひとつ手放し、修正し、常に変わらない本当の拠り所を自分自身の中に見いだすことができれば、日常が変化し、軽やかに生きやすくなっていくことでしょう。ヨーガが教える、すでに在る本当の自分とは、本質とは何かを研究します。

07

ファシリテーションの極意

近年教育業界でも叫ばれることが多くなった「ファシリテーション」。その表面的なスキルだけでは参加者の本音を引き出すことは難しく、その場の空気感を醸成するにはファシリテーターの人間力が問われます。そうしたファシリテーションの極意について、研究します。

08

良好な人間関係の築き方

ヒトは極めて高い社会性を武器にここまで発展してきましたが、その社会性の陰では、いじめや差別が絶えません。なぜそのような陰湿なことをしてしまうのか、またどうすれば解決に向かうのか。良好な人間関係の築き方について研究します。

対話の場

お茶しながら
飲みながら
お泊りで
遠隔で

対話は1対1でもグループでも行うことができます。
1対1の対話の基本料金は5,000円/30分
グループの場合は別途ご相談ください。
勉強会や飲み会などのイベントは、その都度料金を設定しています。

研究所則

  • 自分一人の力だけでなく他者の力も借りる
  • 自分を認め、他者を認め、相互に信頼し合う
  • みんなで対話、向き合うことを大切にする
  • 伝え話に振り回されず、事実に基づき行動する
  • 最終的には本当に自分が進みたい方向に進む

所員

主席研究員 白石久美子(りんだ)
主席研究員

白石久美子(りんだ)

こんにちは。二児の子育て奮闘中、アラフォーママの白石です。

自分の言葉や態度が子どもに大きな影響を及ぼすと分かりながらも、育児書に書かれている模範解答のような対応ができない自分にうんざりする時があります。

そんな時自己嫌悪に陥りますが、他のお母さん達とのつながりや、家族に支えられていることで毎日楽しく子育てができています。

けれど自分が楽しいだけでなく、子どもたちの未来のためにもうひと工夫したい。彼らの精神世界に理解が深まれば、子どもたちの望む未来を自ら切り拓いていくためのサポートが出来ると思います。そういう訳で子どもの気持ちのコト、大人の気持ちのコト、是非勉強したいと思っています。

研究員 前川美希(みきてぃ)
研究員

前川美希(みきてぃ)

1984年生まれ、都会育ちの田舎好き。

一人娘の母、所長のまえぴょんの妻です。

育児で体がガチガチになっていた時、ママ友の紹介でヨーガに出会いました。

自分の呼吸に意識を向け、自分の体の声を聞きながらポーズをとっていると、その時だけは子供のことも、何もかも忘れ自分の世界に浸ることができました。徐々に体がほぐれていき、自然に心もほぐれていきました。それがあまりに心地よく、関わる方々にもお伝えできたらと、日々学びを深めています。

ヨーガと聞いて、「私は体硬いから無理やわ」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。ヨーガとはポーズをとることだけではないのです。ヨーガとは『心の動きを治めること』だと、聖典にも書かれています。今あるご自身を受け入れ、執着を手放すこと。それは呼吸法や、日常生活でも練習することができます。特に呼吸は、常にやっていることでありながら、なかなか“質の良い”呼吸はできていなかったりします。呼吸法によって体も緩みます。まずは今まで頑張ってきたご自身を褒め、感謝し、受け入れる。対話を通じて、その方に合った方法をご提案できたらと思っています。少しでも楽に生きることができるようなお手伝いがしたいと思っています。

研究員 山本智代(ともちゃん)
研究員

山本智代(ともちゃん)

人生後半を迎え、最後まで自分らしく明るく元気に生きていきたいと日々思っています。

そんな私は趣味で筆文字やパステルアートなどに取り組んでいて、そこで自由な発想で世界に一つだけの作品を創っています。

みなさんにもこれらのツールを使って、あなたらしい作品を作っていただき、上手いとか下手とか関係なく、想いのまま自由に表現して、 ストレス緩和や脳の活性化の効果などを気軽に感じていただければと思います。